なんちゃって院生のエンジニアブログ

大学院を休学してwebエンジニアを目指す人の戯言

休学して8カ月でwebエンジニアとして就職が決まりました!

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お久しぶりです。まさです。

前回の更新から、また2か月ほど、経ってしまいました...

もう2か月周期にしようかな……

とか言ってると半年周期とかなりそうですね(^^;

もっと頑張ります!!

 

 

ですが、今日お伝えしたいのは何かというと!

もう、タイトルの通りですね(笑)

 

この2か月ほど、エンジニアになるべく就活しておりまして、

この度、ついにwebエンジニアとして正式に社会人になることが決まりました!!

でもって、つい先日、正式に大学院を退学してきました!!!

 

 

ということで今回はこの2か月での僕の就活について、

 

どんな軸で企業を選び、

どんな方法で就活をしてどんなところに決めたか、

総括してこの就活を振り返っての感想、

そして、未経験エンジニアが企業から内定をもらうにはどうしてらいいか、

 

自分なりに感じたことを書いていきたいと思います!

 

例のごとく、つたない文章となりますが、

よかったら最後まで読んでいただけるとうれしいです!

よろしくお願いしますm(__)m

 

 

今までの流れ

このブログを初めてお読みくださった方もいると思うので改めて軽く今まで僕の8カ月の流れを説明します。

 

去年の10月からwebアプリ開発の勉強するために某大学院を休学(詳しくはコチラ)

約半年間勉強したのち、4月に初めてのwebアプリを作成(詳しくはコチラ)

その直後からwebエンジニアなるべく就活開始

 現在

 

という感じです!

では、改めて、僕のエンジニア就活について、お話させていただきます!

 

就活の軸

一般的に就活をするにあたり「軸をしっかり持つことが大事!」なんて言ったりしますね。これは自分が本当に行きたいと思える会社に入るためでもありますし、その会社と自分がマッチしてるかお互いに選考を通して確認するためでもあると思います。そして、結果としてマッチした企業から内定がもらえるのかなと。

 

僕もwebエンジニアになるべく就活を始める上で、まずは自分がどういった企業でエンジニアとして働きたいかを考えました。

考えた項目としては以下です。

  • 大手かベンチャー
  • 自社開発か受託開発か
  • どんな理念やビジョンを持ってる企業がいいか
  • 環境や人はどんな感じがいいか
  • その他(待遇、勤務地、こんな企業なら受けない等)

そこで考えたことを書いていきたいと思います。

 

大手かベンチャー

ベンチャーとひとくちに言ってもメガベンチャーもあったりするので、くくり的には規模の大小に関してとなりますが、自分の中ではそこまで大きいところは考えませんでした。

理由は単純に技術不足で受けたところで...というのもありますが、さらには大きな企業になるほど、やることが分業化されて、任されることがより限定的になってしまうんじゃないかと思ったからです。実際はそうじゃなくプロジェクトが何個もあってそれを小規模チームで開発していくみたいなところもあったりするかと思うので一概には言えないですが、

自分としてはwebエンジニアとしてフロントからバックからできたらインフラとかサーバーまわりまで関わろうと思えば関われやすい、いろいろ挑戦できる環境がよかったので、規模的にも大きすぎないベンチャー企業を考えました。

 

自社開発か受託開発か

これはいろんな意見があると思いますが、僕は自社開発をしている企業を軸にしました。理由としては、これからもwebアプリ開発を個人的にしていきたいと思っている中で、企業に就職して学びたいことの1つに、「どういったものをユーザーが必要として、どういったものがユーザーに使われるか」ということがあったからです。

 

受託開発のいいところとしては、比較的、短期間でいろんなサービス開発に携われるのでその分、いろんな技術に触れられていろんなスキルを身につけられる機会があることなのかなと思います。

ですが、受託ということもあり、どうしてもクライアントからの納期というのがつきまとうかと思います。本来ならば、そのサービスを作る理由がユーザーのためであり、そのためにどんな中身にするかを考えて落とし込んでいくと思うのですが、そこがどうしてもクライアントの望むものを納期に間に合うように作る、ということが先行して、ユーザーのためとかを深くまで考えられる機会が少ないのではないかと思いました。

それに作って納めたら、そこで終わりの場合が多いということをネットで見たりもして、そうなると、そのサービスをユーザーのフィードバックを受けてより洗練させていくという工程に立ち会えない可能性が高いとも考えました。

 

その点、自社開発の方が、もちろんこの日までに開発するという期限はあるかと思いますが、ユーザーに一番近く、ユーザーファーストをより意識しながら開発でき、サービスを洗練させていくところにも立ち会えると思い、自社開発の企業を受けることにしました。

 

どんな理念やビジョンを持っている企業がいいか

これは企業選びで特に考えて意識した部分であり、一番大切な部分だと個人的に思います。

その企業がどんな世の中を創造したいと思っているか、そして、そのためにどんなサービスを作って世の中に提供しているか、本当にその企業に入って自分も少しでもその世の中の創造に貢献したいと思えるかを考えました。

 

そもそも僕がエンジニアを目指そうと思ったのは、大学1年のときにC言語の授業を受けておもしろいなと思ったことが発端です。つまりは、僕は今、自分が本当に楽しい!好きだ!と思えることをしています。そして、これからもこの「好きなこと」を続けながら生きていきたいと思っています。

 

それに最近は、InstagramTwitterYoutubeなどで自分の「好き」を発信して生活している人が増えまくっています!

それを支えるサービスもばんばん開発されてます!

 

将来、そんな世の中が当たり前になって、みんなが好きなことでお金を稼いで生きていけるようになったらいいなと僕は思いました。

自分の好きなことだけして生きていけたら最高ですよね!

「そんなのは一握りの運のいい恵まれた人だけ」なんて時代では確実になくなってきていると思います。

 

ということでそういった世の中を創造し、より推し進めていくことを理念として掲げ、そのためのプラットフォームを作ったり、その手助けとなるサービスを開発している企業を軸にしました。

 

どんな理念を持っている企業がいいかを考えるときは自分がどんな世の中で生きていきたいかをまず考えてみて、同じような世界を創造することを掲げている企業を選ぶといいと思います。

 

環境や人

これは今までに説明した軸に沿っていて内定をいただいた2社で迷ったときの決定打となりました。

環境に関しては前述したようになんでも関わろうと思えば関われる会社であることに加えて、できるだけフラットな社風のところがいいなと思いました。年齢層に関しては特に意識してなかったですが、結果的にベンチャーなのでどこも若い人が多かったです。同年代に近い人が多いというのは今後エンジニアとして刺激し合い、切磋琢磨し合える素晴らしい環境だと思います。

 

そして、人。どんな人と一緒に働きたいか考えたときに、やはり一緒に働いていて自分に良い刺激を与えてくれる人がいるところがいいなと思いました。その中でも、最終的な企業選びの決断として「この人の背中を追いかけたい!」「この人と一緒に働きたい!」と一番に思える人がいるところにしようと思いました。

自分の思い描いてる像として、とにかくいくつになってもどんな技術を身に付けて地位を得ても成長することを止めないような人でした。

なかなか選考で出会うのは規模が大きくなるほど難しいと思いますが、結果的にその像に近い人に出会い、そこの企業に入社することを決意しました。

 

その他

 上記の軸以外で考えたことです。

まず待遇、つまるところ給料に関しては普通に生活できるだけもらえればいいと思い、特に考えませんでした。ただ、稼ぎ口を1つに制限する気はないので、そういった意味では副業できるところを選びました。

勤務地は都内がいいなと思いましたが、特にそこまでのこだわりはなかったです。

そして、これはまあ特にベンチャーは無いだろうと思ったのですが、エンジニアなのに面接でスーツを強要する企業は自分からお断りしようと思ってました。

さすがにそんなところは無かったので良かったです(笑)

 

就活に使ったサイトと決めた企業

これはWantedlyのみです。あとは気になる企業は直接サイトから申し込んで話を聞きにいきました。

Wantedlyに関しては上記の軸についてと自分で作ったwebサービスとそのソースコードだけインポートしたgithubを載せておきました(普段はbitbucketを使ってます)。

 

結果的にインターンへのお誘いも含めると今までに12社からオファーメールをいただきました。オファーメールをくださった企業と自分からWantedly経由で、あとは直接企業のサイトから、気になる企業の話を聞きに行き、結果的に軸がはっきりしていたこともあり、3社にしぼって選考に進み、そのうち都内の自社開発企業2社から内定をいただき、1社に決めました。

最後の2社はどちらも自分にとって素晴らしい企業であり、非常に迷いましたが自分の中で決定打は前述の通り、この人のもとで働きたいと最も思える人がいたからです。

 

Wantedlyベンチャーがいろいろ集まっていて募集もいろいろあるので、未経験エンジニアでもプロフィールをしっかり書いて、ポートフォリオを載せておけばオファーをわりと来ると思います。ですが、今はTwitter就活とかもわりと主流だと思うので行きたい企業の偉い人にコンタクトとるのもありだと思います。

 

エンジニア就活を振り返って

まず、いの一番に言いたいことは「エンジニア就活めちゃくちゃ楽しかった!!」

とにかく、これにつきます!

僕が約1年前にイメージしていた「就活」とは大違いでした。

 

受けた企業が少なかったのもありますが、スーツも着なかったですし、履歴書は2枚書いた(1枚は入社手続きのため)くらいで、ESは1枚も書いてないです。もちろん、その代わりが自分の作成したwebアプリですが。

OB経由とかでなくても気軽に企業の話が聞きにも行けました。

普通の就活をしていたら、そんなに行きたいと思えない企業でもとにかくESを出しまくって受けまくってたと思いますが、自分の軸のおかげで本当にいいと思える企業だけを受けることができました!

 

選考ではPCを持って行って、企業のエンジニアの方に自分の作ったサイトとコードを見せながら、『こんなこと頑張ったぜー』というのを好きに話して、ときには『もっとこうするといい感じなると思うぜー』って教えてもらえて、面接という感じはほとんどなく、とてもラフな雰囲気で新しいことを学べる場でもありました。

人事や役員の方との面接でも自分の軸がわりと明確だったこともあり、本当に思うことだけ話して、この半年間のことで評価してもらえたりして、話していて気持ちのいいものでした。

 

とにかく、なりたい職に向けての就活っていうのはその職に向けて何か自分なりにでも積み重ねたものがあれば、結構楽しいものになるんじゃないかなと思います。その積み重ねというのはもちろん肩書きとかではなくて、自分そのものに身についたスキルだったり考え方だったり、あるいは作品だったりだと思います。

 

未経験エンジニアが企業から内定をもらうには?

この就活を通して僕なりに感じた未経験エンジニアが企業から内定をもらうために意識したり、やっておいた方がいいと感じたことを書きたいと思います。サンプル数が少ないのであまり参考にならないかと思いますが、おおかたの企業はこういうところを見てるのではないかと思います。

実際に企業との面接で感じたエンジニアとしてあるべき姿勢面ポートフォリオに関して見られた技術的な部分、そして、会社とのマッチ度です。

 

選考フロー

選考における簡単なフローについて話しておきたいと思います。

基本的には以下の感じでした。

 

会社訪問(会社の説明、場合によっては一次面接も兼ねる)

エンジニアによる技術面接(一次~複数回)

ポートフォリオを見せたり、今までの開発経験などについて聞かれる

人事、役員による面接(最終面接)

 内定

 

エンジニアを目指すのものとしての姿勢面

 これは結構Twitterとかでも話してる方がいるので、言わずもがなだと思いますが、とにかく以下のことを自分もアピールしました。

  • めっちゃ開発好きです!
  • めっちゃ成長意欲あります!いろいろ勉強しようと思ってます!
  • 問題にぶつかったらまずは自分でなんとかしようとします!

まず自分が採用側の立場になったときに開発が好きじゃない人とは正直、あまり一緒に働きたくないですよね。

そして、エンジニアは常に新しいこと学び続けなければいけないと思いますし、とにかく技術も経験もそこまでない状況でいかに自分の「のびしろ」をアピールできるかだと思います。

さらには、問題解決への姿勢がしっかりしてるかも見られる要素だと思います。その問題が解決できないにせよ、まずは自分でやってみる的な部分はどんな職業でもですが、必要な要素かもしれません。

 

 

自分も本気でこの3つについて感じたり行動している部分だったので、なんの気兼ねなくアピールでき、評価してもらえた部分だったと思います。

 

技術面

前提として、やはり未経験からエンジニアを目指すなら何かしらの自分で作った作品(=ポートフォリオ)がないと厳しいかと思います。それは上記の姿勢面における自分の言葉の後ろ盾になるものだからです。

 

でもって、僕が以前作成したMysize -スニーカーSNS-前のブログでもお話したのですが、約2か月ほどかけて自分なりに勉強しながら、そのとき自分ができることを最大限落とし込んだwebアプリでした。つまり、量より質をとったものを作りました。(最初は質より量でいこうとして開発中に方向転換しました(笑))

結果として、その部分で初めて作ったwebアプリということもあり、評価してもらえる部分がありました。具体的に評価された点は以下です。

  • 空白を縦でそろえたり、一行に長いコード書くときは改行して列をそろえる
  • controllerに書き過ぎず、modelでメソッドを作ってそれをcontrollerで使う
  • テーブル設計(多対多をはじめ、polymophicや自己結合などを使用)
  • 機能の自己構築(検索、コメント、タグ付け機能などできるだけgemに頼らない

 

1つ目に関しては比較的、意識すればできることだと思います。集団開発とかをする上で他の人が見やすいコードを書くことは大切だと『リーダブルコード』にも書いてありました。これからエンジニアを目指す人は読むべきなのかなと思います。僕もエンジニアの先輩に言われて読んでみて、とても勉強になりました!

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

 

 

controllerではなくmodelに書いていくこともわりと基本だと思いますが、結構、未経験だとcontrollerに書きがちだと面接官の方も言っていたので、1つアピールできるポイントだと思います。

 

下2つに関しては結構調べまくってエラーをバンバンに吐き出しながらやっとこさっとこ形にした部分です。

つまるところ、勉強した成果が1つでも垣間見える部分をwebアプリ上で表現することが大切なんだと思います。それも「のびしろ」とか「姿勢面」として評価してもらえるのかなと。加えて、形にしたらそれを面接で説明できるようにしておくことも大切です!僕も面接で「これはどんな処理してるの?」とか聞かれて、説明しました。

 ちょっと前に書いたコードとかだと中身でどんな処理してるかとか忘れてしまっていたりもすると思うので、面接前は自分のコードのやっている処理を復習しておくことをオススメします!

 

会社とのマッチ度

これはそのままなのですが、いくらエンジニアとしての姿勢がしっかりしており、技術面が伴っていても、会社が進んでいこうとしてる方向に外れている人を採用する企業はないと思います。ここで重要になるのが、前述した「就活の軸」です。その軸と会社が合っているかでマッチ度を判断されるのではないかと思います。

このマッチ度を1番見られるのは人事・役員面接だと思いますが、そこで出てくる面接官の人はおそらく今までに何人もの人の面接をしたことがある方だと思います。だから、即席的に会社の方針に合わせて自分の軸を設定したところで、質問を重ねわれるうちにそれが見透かされてしまうこともあるかもしれません。

だからこそ、軸はしっかりと設定して、会社名で選ぶのではなく、自分からそこに合っていると思う会社を受けに行く方が絶対に良いと思います!

言葉に一貫性が出て、採用してもらえる確率も格段に上がるでしょう!!

 

まとめとこれから

というわけで長くなりましたが、僕のエンジニア就活についてでした!

自分がこの就活でお伝えできるポイントとしては以下があげられると思います。

  • 自分なりの軸をしっかりと設定し、それに合った企業を受ける!
  • やはりポートフォリオは最低限ないと厳しい!
  • できれば努力したところを盛り込んだポートフォリオを!
  • エンジニアとしての「のびしろ」をアピール!

 

これからエンジニアを目指す方の参考に少しでもなればいいなと思います!

 

 

 

このブログのタイトルが「なんちゃって院生のエンジニアブログ」で、サブタイトルも「大学院を休学してwebエンジニアを目指す人の戯言」なのですが、なんちゃって院生じゃなくなり、目標もとりあえず達成したので、また次のタイトルとサブタイトルを考えなきゃいけないですね~

そこそこ地味に「なんちゃって院生」気に入ってたんですがね(笑)

 

うーん、どうしようか。。。

まあ、そのうち変えます!!

 

とりあえずwebエンジニアという職に就くことはできたのですが、まだスタートラインに立ったばかりです。これからが本番だと思ってますし、まだまだ勉強は続きます!

 新しく就く会社では開発にRailsに加えて、Reactを使っているので最初に学ぶことになるかと思います。ゴリゴリに勉強して、ゴリゴリに開発できるようにしたいと思います!

 

そして、個人開発も続けます!

実は就活中にもいそいそと作っておりました。

詳しくはたぶんすぐにツイッターで流すので良かったら、フォローお願いします!

 

twitter.com

 

ということで、

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

またお願いしますm(__)mm(__)m